2021年度 がんのリハビリテーション研修(E-CAREER)
eラーニングを用いた新研修受講施設募集 4月15日(木)開講 3月より受付開始 お申込み ganreha@lpc.or.jp 申込書をお送りいたします |
お問い合わせ TEL:03-3265-1907(受付時間:平日9:00~17:00) | |
E-C4AREER 研修とは |
個別学習(eラーニング)と 集合学習(グループワーク)による総合的な研修会です ![]() |
研修内容 |
【個別学習】 11時間の講義と章ごとの確認テストを通じて理解を深めます 視聴期間は視聴開始日(毎月1日か15日)から2カ月です (株)ネットラーニング社のeラーニングシステムを用いて視聴いただ きます 【集合学習】 1日5時間(昼食・休憩含め6時間)のグループワークです 本年は当面Zoomを用いたオンライン形式での開催となります 施設ごとにネット環境の整った会場をご準備ください ※詳細についてはお知らせいたします |
開講日 開催日の詳細は 下記をクリック ● |
【個別学習】 毎月1日・15日に開講します(祝日、年始、年度末などは除く) 視聴期間は開講日から2カ月です 【集合学習】 【土曜日】 6/5、6/19、7/10、8/7、9/4、10/9、11/6、11/20、12/4、12/18 【日曜日】 6/6、6/20、7/11、8/8、9/5、10/10、11/7、11/21、12/5、12/19 ※個別学習修了後に視聴できる日を第二希望日までお選びください |
申込み時の 注意事項 |
同施設のチームでお申込みください。 医師1名以上、看護師1名以上、理学療法士・作業療法士・言語聴覚 士の内から 2名以上で4名から6名までの参加ができます 1施設で複数チームの申し込みもできますが、1チ-ムお申し込みい ただく毎 に違うメールアドレスで登録してください 申込時に全員の受講者氏名とメールアドレスが必要です eラーニング受講開始後は受講生の変更はできません 研修修了後、自施設で伝達講習が可能な方など、指導的立場の人 が望ましいです 修了は同じ人による完全受講が条件です。 修了証はすべての参加者が全プログラム修了後、リーダーにまとめ てお送りいたします。 |
受 講 料 | 1施設4名の場合 88,000円 (税込) 1施設5名の場合 104,500円(税込) 1施設6名の場合 121,000円(税込) |
申込から修了まで | すべての受講者が決まったら、個別学習と集合学習の希望日を決定し まずはメールにて受講希望をお知らせください 【mail:ganreha@lpc.or.jp 】 募集要項と申込書をメールにてお送りいたします 申込書に必要事項を記入し、個別学習受講希望日の2週間前までに、 申込書を返信してください テキストをリーダーあてに郵送いたします eラーニング受講マニュアルをすべての参加者のメールにお送りいた します。受講日までに推奨環境を確認してください eラーニングの視聴期間は視聴開始日より2カ月です。この期間に チームすべての人が受講を終えてから集合研修に進んでください 集合研修開催日までに視聴の確認テストをいたします 当日使用する環境でご参加ください。日程等につきましては、 あらためて相談させていただきます 個別学習、集合学習の詳細は下記の一覧をご参照ください。 修了証はすべてのプログラム修了後、リーダーあてに郵送させて いただきます |
申込締の 連絡について |
集合学習は先着順といたします お申込み後、一週間以内に連絡がない場合には、再度メールか または電話【03-3265-1907】で申し込み状況をご確認ください |
注意事項 | ※オンライン研修ですので、受講時のネット環境等は予めご確認の上、お申込ください。 ※お申込後にメールアドレスの変更はできません。変更予定のないメールアドレスでお申込ください。 |
2021年度 E-CAREER研修プログラム
集合学習(グループワーク)
時刻 | 内容 |
10:00~10:10 | オリエンテーション |
10:10~12:00 (110分) |
セッション①がんリハビリテーションの問題点 |
12:00~12:40 | 昼食・休憩 |
12:40~14:10 (90分) | セッション②模擬カンフアレンス |
14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~16:00 (100分) | セッション③がんリハビリテーションの問題点の解決 |
16:00~16:10 | クロージング |
2021年度がんのリハビリテーション研修 E-CAREER 年間予定 |
E-CAREERとは個別学習(eラーニング) と 集合学習(グループワーク) による研修会 |
個別学習 開講日 (青字は1日開講、茶字は15日開講) |
開 講 月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |
開講日 原則1日・15日 (2022年からは8月頃決定) |
15日(木) |
17日(月) |
1日(火) 15日(火) |
1日(木) 15日(木) |
申込書送付締切 最終日は17時まで |
4月1日 |
4月30日 |
5月14日 6月1日 |
6月15日 7月1日 |
視聴期間 | 4/15~6/14 |
5/17~7/16 | 6/1~7/31 6/15~8/14 |
7/1~8/31 7/15~9/14 |
開 講 月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
開講日 原則1日・15日 |
2日(月) 16日(月) |
1日(水) 15日(水) |
1日(金) 15日(金) |
1日(月) 15日(月) |
1日(水) 15日(水) |
申込書送付締切 最終日は17時まで |
7月15日 7月30日 |
8月13日 9月1日 |
9月15日 10月1日 |
10月15日 11月1日 |
11月15日 12月1日 |
視聴期間 | 8/2~10/1 8/16~10/15 |
9/1~10/31 9/15~11/14 |
10/1~11/30 10/15~12/14 |
11/1~12/31 11/15~1/14 |
12/1~1/31 12/15~2/14 |
集合学習 (グループワーク) 開催予定 |
【土曜日】 6/5 6/26 7/10 8/7 9/4 10/9 11/6 11/20 12/4 12/18
【日曜日】 6/6 6/27 7/11 8/8 9/5 10/10 11/7 11/21 12/5 12/19
2021年度 がんのリハビリテーション研修(E-CAREER)プログラム |
個別学習(eラーニング)プログラム |
受講マニュアルはここをクリック |
※各章のあとに確認テストがあります | |||
1 | がんリハビリテ-ションの概要 | ||
2 | がんのリハビリテーション診療ガイドライン第2版概説 | ||
3 | 乳がん周術期のリハビリテーション | ||
4 | 頸部郭清術後のリハビリテーション | ||
5 | 開胸・開腹術における周術期リハビリテーション | ||
6 | 脳腫瘍周術期のリハビリテーション | ||
7 | 化学療法・放射線療法に関連する有害事象 | ||
8 | 造血器腫瘍・造血幹細胞移植のリハビリテーション | ||
9 | 転移性骨腫瘍におけるリハビリテーション | ||
10 | ADL・IADL障害に対するリハビリテーション | ||
11 | がんリハビリテーションにおける看護師の役割 | ||
12 | がん患者の摂食・嚥下障害、コミュニケーション障害 | ||
13 | がん患者の摂食・嚥下障害、コミュニケーション障害、口腔ケア | ||
14 | がん患者の心理的問題 | ||
15 | がん悪液質に対するリハビリテーション | ||
16 | 進行したがん患者に対するリハビリテーション |
集合学習(グループワーク) |
時刻 | 内容 |
10:00~10:10 | オリエンテーション |
10:10~12:00 (110分) |
セッション①がんリハビリテーションの問題点 |
12:00~12:40 | 昼食・休憩 |
12:40~14:10 (90分) | セッション②模擬カンフアレンス |
14:10~14:20 | 休憩 |
14:20~16:00 (100分) | セッション③がんリハビリテーションの問題点の解決 |
16:00~16:10 | クロージング |
がんリハビリテーション研修 運営委員の紹介 2020年4月
団体名 | 氏名 | 勤務先 |
---|---|---|
ライフ・プランニング・センター | 辻 哲也 | 慶應義塾大学医学部 リハビリテーション医学教室 |
小林 毅 | 日本医療科学大学保健医療学部 リハビリテーション学科 | |
日本リハビリテーション医学会 | 幸田 剣 | 和歌山県立医科大学 リハビリテーション医学講座 |
酒井 良忠 | 神戸大学大学院 医学研究科 リハビリテーション機能回復分野 | |
日本リハビリテーション看護学会 | 佐藤 啓子 | 埼玉県総合リハビリテーションセンター |
熊谷 恒子 | 国家公務員共済組合連合会 東北公済病院 | |
日本がん看護学会 | 阿部 恭子 | 東京医療保健大学 千葉看護学部 |
栗原 美穂 | 厚生労働省医政局医療経営支援課 | |
日本理学療法士協会 | 高倉 保幸 | 埼玉医科大学 保健医療学部 理学療法学科 |
増田 芳之 | ファミリーホスピス 茅ヶ崎ハウス | |
日本作業療法士協会 | 三沢 幸史 | 医療法人社団 幸隆会 多摩丘陵病院 リハビリテーション技術部 |
櫻井 卓郎 |
国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍・リハビリテーション科
|
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日本言語聴覚士協会 | 神田 亨 | 静岡県立静岡がんセンター リハビリテーション科 |
杉森 紀与 | 東京医科大学病院 リハビリテーションセンター |
がんのリハビリテーション研修E-CAREERについて
がん対策のより一層の推進を図るため、国の施策として2006年に「がん対策基本法」が成立し、2007年に「第1期がん対策推進基本計画」が策定され、がん対策の取り組みが本格的にスタートしました。
2017年度には「第3期がん対策推進基本計画」が策定され、「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指す」をスローガンとして掲げながら、①科学的根拠に基づくがん予防とがん検診の充実
②患者本位のがん医療の実現 ③尊厳を持って安心して暮らせる社会の構築の3つの具体的目標が決められ、現在まで施策が進められています。本計画では分野別施策“がん医療の充実”の課題のひとつとして“がんのリハビリテーション”が挙げられています。その取り組みの一環として、当初よりこの分野に関わる人材育成のために開催されてきた「がんのリハビリテーション研修CAREER」の研修内容の見直しを、有識者や患者団体の方々とともに検討して参りました(平成30年~令和1年:厚生労働省科学研究費補助金 がん対策推進総合事業 がんリハビリテーションの均てん化に資する効果的な研修プログラムの策定のための研究)。
このたび、2021年度から、eラーニングを取り入れた新しい研修形式として、「がんのリハビリテーション研修E-CAREER」を開催することになりました。E-CAREERは「個別学習」と「集合学習」から構成されます。
「個別学習」は、自宅や職場でeラーニングの各単元の講義内容を視聴することでは、がんの疾患や病期に特徴的なリハビリテーションの内容や多職種チーム医療の実際について理解を深めていただきます。eラーニングのコンテンツは毎年見直して改訂していく予定です。一方、「集合学習」は、対面(もしくはオンライン注)でのグループワーク形式で行われ、問題点の抽出やその解決方法の検討に加えて、模擬リハビリテーションカンファレンスを通してディスカッションを行うことでチーム医療としてのがんリハビリテーションの理解を深め、臨床場面での実践につなげることを目指します。
「がんのリハビリテーション研修E-CAREER」をご活用いただくことで、がん医療に携わる多職種の医療従事者が、がん患者に対するリハビリテーション診療に必要な知識や技能を習得し、本研修委員会の活動が、がん医療の質の向上に貢献し、がん患者のQOL向上の一助となれば幸いです。
がんのリハビリテーション研修運営委員会代表
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 辻 哲也
注)対面によるグループワークを原則とするが、2021年度においてはCOVID-19感染予防対策としてオンラインによるリモート研修を許容する。